土地で働く 対 土地でピンハネする
仏暦2552年03月28日 土曜日
本ブログや本体Webではかねがね”地主階級による搾取”と言う非常に古典的な、だが現代日本においてこそ隠微に甚だしくなっている非生産現象について言及して来ました。どうもこの
「地代は搾取である」
と言う古典的な経済学の概念が日本全体として全く理解されておらず、ためにここに日本の発展を阻害する強大な妨害要因が存在することが全く全然ど〜しよ〜もなく認識されていない、と思えるからです。日本の場合、
「土地をネタにしての様々な公的資源投入先の歪曲」
も誠に甚だしく、日本衰退を一層甚だしくしていると考えざるを得ません。
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昨今評価が上がっている某革新系政党もこの”地代は搾取である”と言うことが分かっていないのかも…と思わせることが随分以前にあったものです。
先般から少々記している、廣島が住みつくマンションの西側に存在していた鉄筋アパート&大家の一戸建て×2の敷地。一応整地されてやぶ蚊の発生はなくなったところまでは記したとおりです。目下”次に破綻する可能性が高い不動産・建設関連企業8社PANCH PTA CANDY”の一社と思われるDによって11階建てマンションが建設されつつあります。小さな建設会社がDから現金が出る度にと言うことでしょう、ちんたらちんたら少しづつ作業をしています。
さて、この今はなき鉄筋アパートの一階に”S”と言うレストランがありました。全然流行っていないのが明らかなのに店を畳むでもないので、どうやらこの地主自身かその縁者が運営しているとしか考えられない店でした。で、某革新政党なのですが、いつぞや選挙運動で廣島に電話をよこして来たことがありました。どこからどうしてそういう話になったのか記憶が定かではないのですが、この女性運動員がふと、
「S通り」
と言う名前を出したのです。廣島の巣くうマンションもSレストランも市が主要市道として整備に力を入れている大通りに面しているのですが、この通りは”E街道”が通称です。市役所も使っているし、地図にも掲載されているし、Wikipediaにすら掲載されてます。地元でも”S通り”なんて名前を使う人はいません。
となると、この某革新政党は意外なことに、ここの地主と関係が深かったとしか考えられないのです。まぁ往古、エンゲルスは工場主でマルクスを支援し続けた事は有名です。関係が深い地主がいても不思議ではありません。だが、世の中のためになっていないオタメゴカシに経営しているレストランの名前を付けた内輪の用語を平然と使う、と言うメンタリティにはどうも釈然としないものを感じます。
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この地主は、”この土地で働いていた”と言えるでしょうか? かなりしばしば、地主さんが小さなアパートを建てて経営し、小まめにアパートの管理人もしている場合があります。経験的に見て、大体50戸以上のマンションとなると昼間通いで常勤している管理人がいます。これよりも少ないと、住民たちが交代で掃除等をしています。ペイしないのですね。さもなければ非常に高級なマンションなので戸数が少なくても管理人どころか警備員までいたりするものです。さて、50戸以上のアパートで地主が管理人もやっているような場合、アパートを建てるべきかのリスクを負い、どのようなアパートをどう経営するかの判断も行っているのですから、その地主さんは”立派にその土地で働いている”と言って良いでしょう。
だがそうではない場合、勿論地代の取り分にもヨリケリですが、その地主は搾取をやっていると判断されるべきでしょう。この鉄筋アパートはそれよりも少ない戸数でしたし、地主の2戸の自宅は住む人も明らかに少ない。この敷地全体も空き地が多く、有効に活用されていませんでした。大部分の敷地は、近所の私立中高校へのバスの発着場と町内会の夏祭りのパレードの休息所になっていたに過ぎません。この地主はいい加減なアパートとレストランをこさえて土地価格が上昇するのを待っていた、としか言いようがありません。高い値段で土地を売り、その土地がマンションや住宅等になった場合、その土地を買わざるを得なかった人々から地主は事実上の地代の形で搾取を行うのです。
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件のレストランは、かみさんがモノは試しだから一度入ってみようと言っていたのですがその機会もなく、アパートの消滅と共に移転することもなく消滅しました。


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