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享楽主義と教養主義と養育主義

仏暦2551年11月06日 木曜日

 小学生の我が子、給食の時間はどんな音楽が流れているのかと思えば、「羞恥心」等の今どきの歌謡曲が流れているそうな。おちゃらけた子どもはそのような曲が流れると、椅子の上に立ち上がり、手を振り回したりするとか。メシを食う音楽になっていないだろうが! (\_/メ)

 かつての学校ではこのような時のBGMは、クラシックと決まっていたものです。日常聞かない様々な音楽をこのような機会にどんどん聞かせる。これは、まぁ教養主義。子供たちは常に新しい知識や考え方、意識性等を求めるのがごく当然だと思って育つでしょう。

 クラシックであれなんであれ、消化吸収が良くなりそうな、穏やかな音楽を選ぶ。これは、言うなれば養育主義とでも申しましょうか。子供達は、場面に合わせて自分たちを制御するすべを学ぶでしょう。

 で、今のこの学校が流す音楽は何と言えば良いのか、そう享楽主義です。タノシケレバヨイ、と言う現代の風潮に迎合して、教育機関としての責務をいつの間にかこっそり放棄している。そして、子どもから先生への風当たりが和らぐことを期待しているのです。

 実際は、そうやってモノを考えなくなる子どもはいつも刺激ばかりを追い求め、教師自身を困らせる自己制御能力のない落ち着きのないガキに育ちそうです。勿論、成長するに及んでどのような人間になるのかの可能性も見えたものではないのか?

 科学的にはそのような関連を調査研究するのは大変であり、データだけから結論を出すのは簡単ではない。だが、それを良いことにいい加減な事を続けるべきではありません。少なくとも、大人がどのような意図を持っているのかを、子どもはきちんと認識できています。そして、刺激追求の傾向は形成される性格の一つである、と言うのは確立した知見でもあるのですから。

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