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domesticな、またはそのような存在に関する想念

仏暦2551年07月13日 土曜日

 今年はここ何年かとは異なりあまり熱くならず過ごしやすく、快適。まぁまた梅雨明け後がどうなるか分かりませんが、初夏が只管真夏になっていた傾向とは打って変わってと言う状況。

 でまぁ、どうやらIPCCの計算には色々なパラメータが入っていないとかの批判が出てきており、

「二酸化炭素等増大→地球温暖化」

の論理は怪しいと言う記事が出てきています。地球温暖化そのものは否定しないが原因がまるで違うと言うものから、そもそも地球は若干寒冷化する、と言うものまでバリエーションあり。挙げ句の果てには、二酸化炭素等増大→地球温暖化は英米が覇権を握り続けるためのデマゴーグだ、と言う説まで。

 お前らプロだろ〜、しっかりしてくれ〜、と言いたい訳ですが、現実に生きる人間としては様々なことを考えて対処だけはしておかないと。つまり、リスク・マネジメントと言うことです。地球が温暖化するにせよ、寒冷化するにせよ、その変化率が大きいと言うことだけはどこも否定していません。となると、特に食料の確保を中心としてどっちに転んでも良いようにしておく必要があります。

 と言っても、安直な食料自給率増大論もどうもこれまたあやしげです。お米も、もし温暖化したらば九州あたりでは乾燥化が伴い、適した作物ではなくなってしまう可能性もあります。

「日本の食料自給率が低いのは、コメ生産に硬直した農業を推進したため」

であると言うのは、そろそろ歴史的事実だ、と考えるべきではないか、と。様々な作物や養殖を含めた魚類やら家畜やらを、随時変化に対処して別の種類に切り替えて、繁殖と摂取が出来るようにしておくべきでしょう。

 ”摂取”が対応能力に含まれる、のがこの話のミソでして、例えば先般廣島がやってみたような、お米や麦ではない食物を中心とした食事にも対応できる、と言うことが含まれます。また、食料の世界的市場は要するに世界的な食料の相互援助の場と言う一面がありますから、これは維持しておく必要があります。

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 ネットでいつも目を通す情報もそれなりに多いのですが、これで昨今困るのは

「ブログの印刷って、WYSIWYGになっていない〜」

と言うこと。え、それは何だって? WYSIWYGとは”What You See Is What You Get”の略であり、”画面で見えたとおりに印刷する”と言う意味です。これはもう10年以上前に一度パソコンソフトの改善に絡み大きく喧伝されたことがありました。当時はマッキントッシュ系のソフトがこの意味でWindows系のパソコンより優れていたので、ソフト会社どうしの戦いの合い言葉でもあったのです。まぁ、実は超漢字(当時はB/Rightと言っていた)もとても良かったのですが。

 で、ブログをさっと両面白黒ドラフト印刷しておいて、通勤電車の中等で読むと言うのが廣島のスタイルだったのですが…、紙ばかり食って事実上出来ない事が多いのは困ったもの。

 また歴史が逆戻りしたような案配。そう言えば、Windows Vistaと共に発売された新Officeも、マンマシンインタフェースが余りにも激変したそうで、不評との由。一体、ソフトウェアっていつになったらばユーザーの”制御の元”に入るのでしょうか? まぁ、Microsoft製品は一見したところ忠犬のように見えて実は単なるオオカミなので、近づかなければ良いだけの事なんですが。

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 そう言えば、夏休み間近。例によって夏休みにどこぞに泊まりで出かけようと言う事で、こういう事に(も)うるさいかみさんが物色して来たのが、JRがやっている旅行会社「びゅー」のカタログ。この中から猪苗代湖湖畔のホテルで遊ぶと言うのがあったのですが、これがどうも何が何だか良く分からない。ある電車にまとめて皆が乗り込むと言う形ではないので、どうも要領が分からない。完全に自分たちが組み立てる旅行でもないから、どこにどんな制約があるのか、判然としない。地雷原を歩くようなものです。

 例えば、オンラインで電車も往復同時に予約するシステムなもので、客はあらゆる事を最初に全て計算し尽くしてから申し込まなければなりません。せめて、宿を申し込んでから電車を申し込めると言う形にするか、同時に申し込ませるにせよ出発駅と適当な時刻を入力すればオススメの予約電車を列挙してくれると言うような形にすると大分楽なのですが。
 ネットで申し込むのを諦めて電話で申し込む際に、適当な時刻を言えばそれで予約してくれるかどうかも、パンフレットには書いてありません。
 一定駅からの発着の扱いになっているが、そこまではまた別途料金を数百円払えと言う事なのか?小さな、だが大事な疑問が次々沸いてきます。それらはどこにも書いてありません、と言うよりもどこに書いてあるのか分からないし、分かるまでに膨大な手間暇がかかる。

 これらはWebの上でのちょこまかとしたマンマシンインタフェースの話ではない。もっと大きなマンマシンインタフェース、つまりお客をどう運んでいき、その中でWebは何をするのか、の話に根本的に問題がある訳です。

 でまぁ、果たせるかな、この「びゅー」のサイトはInternet Explorerでないとマトモに表示できませんでした。どうもこのシステムの使い心地はどこかで経験がある…、と思ったらばMicrosoftチック。操作することそのものが自然な動きに沿うように配慮されておらず、ユーザーが只管RPG宜しく操作やアイテムを発見しなければならない作りになっている。ああ、やっぱりそうですか、と言う感じ。

 廣島は時間をオオカミに肉を食いちぎられるように奪われた挙げ句、ヒステリーを起こしたかみさんは思考停止。夏の旅行の日程がしばらく決まりませんでした(^_^;)。 家庭内に不和を持ち込んだ責任者、出てこ〜い!

 Microsoft製品だけではなく、それに馴染み、それを使って何かをしている人たちもオオカミになると言う話です。やり方を何となく真似る、と言うよりも真似ざるを得なくなるようですな。オオカミは、どうしたって手元の道具とか家畜とかじゃありませんな。

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 あれこれ仕事をし、勉強して行くと、もちろん分からない用語に次々ぶちあたります。先日突き当たったのは統計解析技法の一つである「双対尺度法」。全く聞いたこともありません。え?これまでの勉強にこんなに大きな穴があったのか!?真っ青。

 例によってあれこれ検索をかけて眺めていくと、どうやら数量化3類と言うことらしい。数量化3類に類似した方法は当時色々提案されていたのは確かで、その中の一派が”独自に”発展させたと言う事なのでしょう。プライオリティー争いが微妙だと、こういうフライングも起きるものです。

 ここらへんで最も有名なのは、ストレスホルモンのアドレナリン。世界的にはこれで決まりなのですが、アメリカ合衆国だけは自国民の発表したプライオリティが高かったと主張し、エピネフリンと称し続けています。引っ張られて日本にもエピネフリンと称する人が結構いたし、一昨年までだったか、日本薬局方のアドレナリンはエピネフリンと言う名前になっていました。

 多少とも違う別物を発明発見した訳ですらないので、これは単純に迷惑。

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 そう言えば、アメリカがコケると世界の生産力が上がりそうな要素の一つに、インチ・フィートの製品が消えてメートル法だけになると言うのがあります。

 この典型、と言うよりも今やアメリカの工業製品と言ったらば航空機しかないのですが、航空機はメートル法でない工作の代表例。他に、パソコンもあります。微妙にねじ回しにはまりそうではまりが悪いあのネジたちはインチ・フィートで作られているから。

 完全に代替が効かない訳でもないのですが、確実に効率を下げる複数の単位系。これが統一されてしまえば、じわじわと確実に世界の工業製造能力は効率化され、生産力は上がり、勿論生産量の割りには二酸化炭素排出量が減る、と言う事になるでしょう。しかも、色々な試みがより簡単に出来るようになるので、工業生産の多様性はむしろ増大します。

 余計なことを覚える必要がなくなるので、ワケの分からない科学技術の世界が、特に若者にとって、少しばかり馴染み深く使いやすくなる、と言う利点もあります。

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 さて、寒冷化するにせよ、温暖化するにせよ、それまでのファウナに変化が生じざるを得ないし、作物の種類どころか街路樹の種類をも変化させないと世の中が成り立たなくなります。

 となると、いやでもおうでも、様々な種類の植物を世界のあちこちに移植することをやらざるを得なくなるでしょう。エコロジカルな安定性を評価して…と言うことを完璧にやろうとすると、温暖化だか寒冷化に間に合わないと言う事になってしまう。

 どうも不思議なのですが、作物と言う事になっていると地域を越えての移植にあまり人々の異論が出てきません。野生化したらば問題になりそうな作物植物は沢山ありそうにも思えますが。このように、

「完全に制御の元に入っていると言う事になっている存在」

を家畜とか栽培植物とか、英語だとdomesticと称します。

 つまり、Microsoftの製品とか、アメリカ産の用語は、あんまりdomesticではないですね。閑話休題。

 現実問題としてはdomesticであろうがなかろうが、微生物を含めて非常に沢山の生物が人間の手により、または人間の手にひっついて新しい天地に移動を続けています。人間は、生物界のトリックスターとして機能している。これをマスとして制御すれば、人間の生物系での存在価値も出ようと言うもの。

 よって、この制御の際の基準としては

「バイオマスを大きくすることが出来るか」

が登場すべきかも。この基準に従えば、例えば色々と問題にされるブラック・バスの移入ですが、あれは既存生態系の最上位に寄生して他の魚を食い尽くしているだけのようなので、役に立っていないと判断すべきかも知れません。

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 さて、これまで食べなかった食材をも食べなければならない時代が迫っているとしても、当然そこには安全性の問題が横たわります。何しろ食料不足の世界を救うヒーローに祭り上げられつつあるらしいジャガイモも、ソラニンの毒性をきちんと認識して対処しなければなりません。

 で、アジサイを刺身のツマとして食べたところ、当たってしまった御仁ありとの由。

 山歩きをやっていた関係で少々有毒植物や有害生物の本を持っているのですが、どれを見てもアジサイを有毒植物とは書いてありません。例えばキョウチクトウは猛毒としてどこでも紹介されていますから、これは盲点。

 そう言えば、チューリップも有毒だと言っている資料もあり、食べられるとの資料もあり。品種によって食べられるかどうかが分かれるのか?

 種さえも識別はしばしば困難です。一番有名なのは、バイケイソウとオオバギボウシ(ウルイ)の識別。バイケイソウは有毒です。芽生えはかなりそっくりとの由。大きくなると、バイケイソウは葉の間が広く開く高い茎になりますから明瞭ですが。となると、取り敢えずリスクマネジメントとしては、若芽の内は手を出さないのが賢明と言うことになります。

 ちなみに、バイケイソウの毒はスイートピーの毒と同じ。大量に食べれば勿論うっかりすると死亡しますが、微量でも妊娠14日目の哺乳類に激烈な影響を及ぼします。生まれてくる子供が形態形成不全で、一つ目になるとの由。妖怪伝説の一つ目小僧は、たたら吹きの際に突発的な炎で片目を焼かれてしまった人のことだ、と言う説がありますが、案外こちらからも来ているかも。

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 毒草と言えば、かつて栄養価の高い植物と言う事で流行したコーンフリー(ヒレハリソウ)。廣島も小学生の時に住んでいた福島県いわき市にて食べました。コーンフリーパンなんてのもありました。だが昨今、肝臓障害を起こす可能性があると言う事で厚生労働省からお触れが出ています。日本では患者は発生していないそうですが。

 お触れ自体は、どのような物質が・どれだけの量で・どのような機序で作用するのか、コーンフリーの摂取限度はどれだけなのか、がまるで示されていない代物。

 そもそも化学物質のリスクは、

「用量→効量曲線算出・推定」(※どれだけぶち込んだらばどんな効果がどれだけの率で出てくるのか、のデータ)
「暴露頻度推定」(※どれだけ毎日食べているの?)
「最終的なリスク推定」(※やめといた方がいいか、食べて良いのか・その量は?)

の段階を経て行われるのが常識。ヒレハリソウは一体どれだけの量で毒性を示し始めるのか?誰も明言していません。

 例によってあちこちネットを調べてみると、有毒物質はピロリジンアルカロイドだそうで、これはフキにも含まれているそうな。勿論、日本人はこれを茹でて食べるのであり、除毒になっているのでは? 大体、野菜の類はあれこれ色々な種類を沢山食べるものであり、コーンフリーばっかり食べるのは、どっちにしてもおばかさんと言うもの。

 それにしても欧米において身体を壊す程食べているのは、誰なんだろう? 極端な菜食主義者か、はたまた非常にシビアな環境(野菜と言えばコーンフリーしか採れないような…)に自給自足的に生活している人なのか?

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 とは言え、リスク・マネジメントの観点からは別の切り口も必要です。あのトリカブトでさえ、種類や育った地域によっては毒成分が非常に少ない場合もあるのだそうな。だが、それに賭けてあえてトリカブトを食べてみると言うのも愚かなこと。もし”当たった”場合には取り返しがつきません。

 リスク・マネジメントは、更に次の段階もあります。効果と損失を天秤にかける、と言うことです。毒の少ないトリカブトをそれなりに選べるのだとしても、そうまでしてあえて食べる程の意味がある場合はまずないでしょう。コーンフリーはどうなんだ、と言うこと。丈夫で育てやすく、栄養豊富な食べられそうな草、と言う一面があるのも確かのようで、天秤にかけてみたらばどうなのだ、と言う事。

 リスクを制御する方法を考えると言うのがリスク・アセスメントの次の段階に来る、と言う事です。例えば茹でて茹で汁は捨てれば良いのか、あく抜きとして石灰と一緒に茹でれば良いのか、食べるならば調理師の資格をきちんと整備すれば良いのか、何だったらば品種改良できないの?とかの方向性をも指摘するのが当然。

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 変異とか変動、と言う事も問題になります。

 工業製品ではないので、食料も時々人に牙を剥きます。例えばこれまで散々論じてきたジャガイモも、芽が出たり日に曝されて緑色になったものにはソラニンが含まれており、結構きつい毒になると言うのは散々記してきたとおり。

 ジャガイモのような”ぎりぎり農産物”の他のものとして、日本ではまるで一般的ではありませんが、ライ麦があります。これもジャガイモ同様に、極めて痩せた土地でも栽培可能ながら、突然問題を起こして人間を苦しめて来ました。それは、菌類の一種が寄生して麦角を生じ、これを食べると末梢血管の収縮による壊死、精神錯乱・幻覚を呈すること。聖アンソニーの火、と言う名前で恐れられた病気との由。サリンジャーもなかなか大変な世界を描いた訳ですな。

 これしか食べるものがない、と言う状況に追い込まれると、それがアウトになった瞬間人間様もアウトになってしまうと言う、当たり前の話。即ち、

「様々な食材を随時生産→消費出来るかどうかが、本当の食料自給率」

であります。

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 それにしても、昨今の都市の植栽はあからさまな有毒植物ばかりになったような。

 先に記したキョウチクトウはあらゆる所、特にクルマの排気ガスが酷い所に大量に植えられています。ツツジも多いですね。ツツジの類は、アセビは極端としても、大体有毒。トウワタも多い。そっくりかえった萼のある小さな花が沢山ならびキョウチクトウのような細い被針状の葉がついているので、かなり目立ちます。

 これらは、うっかりすると触るだけでもそれなりに皮膚に問題があると言う案配で、どうも廣島は気分が悪いです。

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 方や、

「植物を食べる」

ことと言えば、お米の味に強く執着する方と言うのはいるものです。フグに執着する人々のように、お米に執着する人がいるのです。

 外食等で、あれはおいしかった、まぁまぁだったと言うのは日常的に良く交わされる会話でしょうが、お米に執着する方々は、メインの料理がどんなに不味くても、量が少なくても、お米が上質であれば満足してしまうようです。逆に、お米がぱさぱさ気味だと、肉や汁物や付け合わせがどれほど栄養豊富で新鮮であっても、不満のようです。

 特に好物の食べ物がある、と言うのは当然のことではあるのですが、お米についてはどうも”好き”と言う水準では済まない所がある。お米が駄目だと全部駄目、と言う感じ。一体これは何なのか?一寸不思議です。

 何れにせよ、日本のお米の生産が既に危うい現在、お米に執着することはある種の危うさが伴うとは申せましょう。

        †

 何てことを書いている内に、遊休農地にヒツジを入れて保全しよう、と言う試みが山口県の農業高校で始められた由。

 これは別段ニュースにするような事では世界的に見ればないのですが、家畜を殆ど飼わない伝統がある日本だとまぁ少々驚くべき事なのかも。だが、食糧生産の多様性を増大させると言う点で好ましい試み。他に、ウサギやヤギなんかも良いでしょうね。ヒツジは大柄で食欲旺盛なので、雑草除去には有利なのだそうな。まぁ確かに太ったヒツジはいても、太ったヤギや、巨大なウサギと言うのはいないか。

 とは言え、縷々記したように、毒草と言うのは結構あるものですから、それらの草はさしもの羊等も食べません。やはりどうしてもある程度は人間が手を入れる必要が出てくるはずです。

        †

 またもやパソコンに話を戻して、Open Office 2.4.1がリリースされました。

 試してみたところ、特に従来から問題が大きかったPower Pointデータの互換性が非常に上がっていました。これなら実用範囲。まだ十分使っているとは言えない状態ですが、もうそろそろ大丈夫と言う状態じゃないでしょうか。

 Microsoft Officeは、いきなり過去データとの互換性がなくなるは、いきなり過去のマンマシンインタフェースのアフォーダンスが壊されるは、いきなりマクロウィルスは涌くは、目茶苦茶値段が高いはで、雑草を凌ぐ乱脈ぶり。いい加減捨てたいと言う方は多いと思うのですが、これでかなり心置きなく捨てる事が出来そうです。イルカもうざったいですし。

 最もdomesticでない現象であるセキュリティ問題においては、パソコンの運転コスト削減のためにも、Internet ExplorerとOutlook Expressを捨てるのは当然。Internet ExplorerはWindowsそのもののアップデートのためだけに残さざるを得ない。だが、Outlook Expressは削除するべきです。当然廣島も、自宅と職場の両方のパソコンから削除しました。IEも、アップデートだけに使用する。IEでないとマトモに表示しないサイト(びゅーとか 笑)も、まとめて相手にしない、と。

 これらを使っている人たちは、企業等で命令があるのか、元々パソコンをさして使う必要がないのだが日本語ワープロが絶滅してしまったために仕方なくパソコンを使っておられるのか…。実にお気の毒。もし、それなりのパソコンのユーザーなのにこれらを使っていると言うならば、セキュリティや情報化に対するセンス、と言うよりも一般的に仕事をする能力を疑われてもしょうがない、と言う時代に西暦2008年はなっていると申せましょう。

 その次に捨てるものとしてOfficeな訳で、これが2.4.1のリリースで更に捨てられる可能性が広がったのは実に目出度い。

 この次に捨てるべきなのは勿論Windows本体で、これでセキュリティ問題はデータを落とした・間違ってメールした・ファイルをどこかのフォルダに間違って落として行方不明、と言うのでない限り激減してしまいます。なお、操作性が軽快で明瞭になると、操作の間違いによるセキュリティの問題も大幅に減ります。この点でもWindowsは、ユーザーがアクションを起こしたのに対して反応しているんだかしていないんだか分からない程のろまなので、落第。BTRONは明解で素早い操作性により経験的に殆ど人的エラー0ですが、昨今のLinuxはどうかな…?

 ただ、何しろWindowsでしか働かないソフトと言うのが沢山あるので、これはなかなか大変。廣島もゼンリンの地図ソフトを愛用しており、流石にこれは手放せない。今やUbuntu等のLinuxではエミュレーションソフトが備わっていて、Windowsソフトもそこそこ動かせると言う事なので、これは試す価値あり。問題は、時間とHDDの容量が乏しいことですかね…。(^_^;)

 別の重要な問題は、LinuxのブートにはLILO等専用のブートローダーが必要であり、それらのブートローダーは大抵BTRONを認識してくれない、と言う事。ここらへんも、昨今のLinuxはどうなっているかな…?

 と言う訳で、やはりオオカミはいつまで経ってもオオカミなのですから、もっとdomesticなOSやツールを使って、様々な問題を軽減しましょう、と言う話。

          †

 それにしても、昨今の原油や食料の高騰はかなり厳しい。スーパーに並んでいるパンが見る見る小さくなって行っています。

 より重大な問題は、この原因をマスコミがきちんと分析していないこと。購読している朝日新聞は例によって、昨今の世界の問題は原油高、食料高騰、金融問題…なぞと記載していますが、勿論話はまるで逆で

「今の世界的なインフレは、アメリカ$がクラッシュしつつあることを反映しているに過ぎない」
「アメリカ$で計算されているモノの値段が、$が紙屑に近づいているから、相対的に”上がっている”に過ぎない」

訳です。確かに原油や食料に対する需要は次第に強くなっていますが、では高々1年そこいらで何割もの上昇を齎す程急激に世界の食料や原油が消費されるようになったのか? これは全く事実に反する。

 以前記したように、アメリカで捏造された”なんちゃってマネー”の化けの皮が剥がれつつある訳でして、そのいんちきお金が本物経済に必死になって取り付いて、本物マネーに化けようとしていると言う事。こういう事は、やっぱりアメリカに責任を取ってもらうべきでありましょう。勿論、アメリカ国債はきちんと返して貰う。出来ないならば、アメリカ合衆国そのものの資産を切り売りして、そう、アジア経済危機において世界銀行がアジア諸国に強いたようにして、返して貰うべきものです。

 そうしないと、何しろ日本は数百兆円のアメリカ国債を買っているようですから、それが不良資産になったらば、ただでさえ1000兆円に達するらしい日本の国債と地方債に加えてこれらも全て負債になってしまいます。

 かつて、世界はアメリカ合衆国のdomesticな領域ばかりでしたが、それをいいことに自分たちだけ贅沢し放題をやったのがアメリカであり、そのアメリカが今がっくりと倒れようとしています。

          †

 とは言えこれまで記したように、世界をdomesticなものにするのはなかなか大変な仕事な訳で、アメリカにそれをやって貰って、日本や欧州はぶら下がっていれば良い、と思っている人はとても多い。と言うよりも、それ以外の世界を考えることも出来ない人が圧倒的大多数なのでしょう。

 そう言えば、洞爺湖サミットのファーストレディー達の昼食会では、ブッシュ夫人がナイフとフォークを取ったらば他国のファーストレディーたちもナイフとフォークを手にしたとの由。ホスト国である我らが福田首相夫人の合図で食べ始めるのが礼儀と言うべきものですが。

 方や、同じサミットの会場に中国、インド、南ア、ブラジルのトップが集まり声明発表。韓国大統領も登場。何の問題が扱われたかを突き詰めて言えば、

「アメリカのクラッシュの衝撃を緩和しつつ、アメリカが世界をdomesticにしていた時代から、主要国が協同で世界をdomesticなものにする時代にどう移行するか・どのような世界にするか」

と言うことでしょう。

          †

 と言う訳で、洞爺湖サミットは

「歴史のターニングポイントとなった大集会」

になる可能性が十分ありますね。

 これまで欧米中心の世界においてはスイスの避暑地あたりが学会でも何でも世界的会議の場所になって来ましたが、何しろアジアやアフリカ、南アメリカをも含んだ世界全てが参加する会議、の時代になります。その時代に頻繁に会議が開かれる主要な場所として北海道なり洞爺湖がなる、と言う時代が来るかも。千歳空港が世界の様々な領域のリーダーたちにもっとも強く意識される飛行場になる可能性だってあります。

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コメント

 こんにちは。貴重な情報をありがとうございました。ゆっくり拝見したいと思います。
 C02→温暖化論については、そもそもefficacyとeffectivenessの乖離の問題があります。これはあらゆる現象についてそうなのですが、成る程二酸化炭素は温室効果ガスではあるのだが、問題はその寄与力がどれだけ大きいのか?ということ。そこがどうもはっきりしないので、本ブログでの表現はそれなりに控え目にして来たつもりです。
 ただ、リスク全体を見れば、石油をがばがば使うと様々な環境問題を起こすわ、国際的な対立構造が厳しくなるわなどのリスクもある訳で、温暖化というのはeffectivenessがそれなりにもし大きいとしても、化石燃料によって生じるあまたのリスクのひとつにしか過ぎないのです。その観点から、まぁあんまり石油を使い過ぎないようにする動きの一環と思えば良いのか…と構えていたのですが、話がどんどん捩れて行って、シャレにもならないようですね。

投稿: 廣島和佳 | 2008/07/14 22:35

■地球温暖化詐欺(3)-CO2の呪縛から解き放つ!
こんにちは。洞爺湖サミットも終わりました。周りの期待も大きかったようですが、私自身は所詮お祭りだと最初から思っていましたので、まあこんなものかなと思っています。環境問題も議題にあがってはいましたが、まあ、さしたる前進もなかったようです。環境問題に関して、地球温暖化そのものや、地球温暖化説 CO2説を前提にしていれば、さしたる前進がないのは当然のことです。これら、両方の話は十中八九間違いです。私をはじめ多くの人が、このことについていろいろなところで言及しています。しかし、ほんどの人がco2説は正しいものとしているようです。しかし、これは単なるひとつの学説にすぎず、しかも間違えている可能性がかなり高いです。このことに関して、「地球温暖化詐欺」という動画がYouTubeに掲載されています。私のブログにこの動画を掲載するとともに、私自身のこれに対する意見も述べてあります。私自身はもうそろそろ多くの人がco2の呪縛から逃れるときだと思っています。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

投稿: yutakarlson | 2008/07/14 14:29

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